このデッキは3、4年越しの完成にして、最初に完成したデッキ。

ミラージュの頃から毒殺デッキを作成して早数年。
さそり座をモチーフにしてデッキを作ろうとしていたローウィンくらいに遡ります。

まずさそり座のカードといえば、
地獄の蠍・2黒
1/1
プレイヤーに戦闘ダメージを与えたら、毒カウンターを1個のせる。

毒殺史上、最弱のクリーチャーであり、
MTGの前クリーチャーのワースト100くらいには入ろうかというレベルの雑魚クリーチャーです。

まずはこれで10回殴らなければなりません。
しかし、どんなに弱いデッキでもなんの回避能力もないこのクリーチャーで10回殴り勝つなの苦行以外の何物でもありません。

初回Verでは
黒のクリーチャー除去コントロールを作成して
ヒムを打ったり、畏怖を付けたり、シャドーを付けたりして
殴っていたのですが、勝てません。

Ver2では時の錫で無限ターンを稼いで殴りきる。

しかしどちらも貧弱なクリーチャーでなんとか10回殴るだけのお互いにストレスのかかるデッキに過ぎませんでした。

そして時が経ち、さそり座は新しい能力によって変貌します。
ミラディンの傷跡ブロックでやってきた
増殖
です。

これにより蠍で10回殴るというジレンマから解放されることになるのです。


そしてデッキレシピはこちら

4 地獄の蠍

2 定業
4 手ぜレットの計略

1 不気味な苦悩

1 滞留者ヴぇンセール

2 伝染病エンジン
4 伝染病の留め金
2 囁き絹の外套
2 転倒の磁石
4 胆液の水源
3 マイコシンスの水源
4 ゲスの玉座
4 永遠溢れの杯
1 イシュサーの背骨

1 平地
3 沼
8 島
2 ファイレクシアの核
2 水没した地下墓地
2 氷河の城塞
2 埋没した廃墟
2 進化する未開地


このデッキは毒殺増殖デッキです。
地獄の蠍に囁き絹の外套を付けるか、
ヴェンセールの能力を起動し、
まずは毒カウンターを1つ置く。
その後は速やかに増殖を繰り返し、相手に毒カウンター10個を乗せきります。

蠍に一度刺されたら増殖による死が待っている。
対戦すればするほど、最弱なはずの蠍の攻撃を通せないプレッシャーが相手に与えられます。
デッキ丸ごと1つで蠍を表現できたなかなかの傑作デッキです。

逆に勝ち手段を蠍4匹に頼ってきっており、
こいつらが全滅すると投了するかライブラリーアウトを待つかしかなくなるところもお茶目ポイントです。
蠍以外のカードはすべてミラディンの傷跡期のスタンダードで使えるのもいい感じです。

自分の星座のデッキなので一番愛着のあるデッキでもあります。

コメント

そんちょう
2012年9月17日22:28

そう、この蠍は戦闘ダメージなんだよなー。ウィップバイパーはできない。

蠍というと、コンボ臭漂う「ドロスの蠍」を使って、「召喚基地」とか・・・しまったピンチャートークンはアーティファクトじゃなかった!マイアのタービンならいけるか。

生け贄エンジンは「爆破基地」で。キーカードは無色だから、緑の土地加速や青のドローを入れて・・・。


スミマセン、地獄の蠍さんのロマンには勝てないです。

紅武者
2012年9月19日8:56

ウィップバイパーできないのもこの蠍の弱い所ですよね。
もともとウィップバイパー好きじゃないのでいいとして、

ドロスの蠍も何かしらできそうなんですが、
相棒のアーティファクトがないのと
蠍で勝った気がしないのが残念ですね。

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